ヘビー級ボクシングの世界チャンピオンのアポロ・クリードは、アメリカ建国200年のフィラデルフィアでタイトル戦を開催する計画を発表しました。しかし、試合日から5週間後に、予定されていた対戦相手のグリーンが負傷したために出場できないと通知されました。他の挑戦者も予定が埋まっていて代わりになる相手がなかなか見つかりません。アポロは名もないボクサーを候補者に挙げて試合を盛り上げることを提案します。
アポロは、小さなジムで戦い、ヤミ金の小間使いとして働くイタリアのサウスポーボクサーであるロッキーバルボアを指名します。ロッキーは、チャンピオンが地元のスパーリングパートナーを探しているとして、プロモーターのジョージ・ヤーゲンスと会います。最初は気が進まなかったロッキーですが最終的に彼に15万ドルを支払う事とチャンピオンベルトがかかった試合という事で試合に同意します。ロッキーは、牛肉ををサンドバッグとして使用するなど、数週間の非化学的なトレーニングを行います。
その後、ジムのトレーナー兼会長のミッキーがロッキーをトレーニングする事を申し出てきました。ミッキーは前からロッキーをトレーニングする事に関心を示さず、彼を無駄な才能と見なしているため、最初は断りますが、最終的にロッキーはその申し出を受け入れます。
ロッキーは、ペットショップで働いているエイドリアンに恋します。エイドリアンの兄弟であり、ロッキーの親友であるポーリーは、ロッキーが妹とデートするのを手伝い、戦いのために彼と一緒にセコンドとして働くことを申し出ます。ポーリーはロッキーの成功に嫉妬しますが、ロッキーはポーリーが試合で食肉業を宣伝することを約束します。戦いの前夜、眠れないロッキーは試合会場を訪れ、自信を失い始めます。彼はエイドリアンに勝てると思わないと告白しますが、他の挑戦者がやった事のないアポロとの距離を縮め闘い自分自身を証明しようします。
試合の余興で、アポロがジョージワシントンに扮した格好で入場して会場を沸かせます。試合開始のベルが鳴り試合が始まります。ロッキーは最初のラウンドでアポロをダウンしました。今まででアポロがダウンされたのは初めてのことです。アポロは、ロッキーと真剣に向き合いますが、彼のエゴは完全に衰えることはありません。試合はは15ラウンド続き、アポロ、ロッキー両者とも怪我を負いました。ロッキーは、目が腫れて右目が見えないため右まぶたを切って何とかアポロの猛攻に耐えます。内出血と肋骨の骨折を伴うアポロは、呼吸するのもやっとの状態です。両者一歩も引かない試合展開に会場も盛り上がります。そしてファイナルベルが鳴り試合終了です。
闘いの後、キャスターと観客は熱狂します。 この試合が歴史に名を残す名試合であったとアナウンスされます。ロッキーはインタビューに全く耳を傾けずエイドリアンの名前を繰り返し呼びかけます。 試合の判定がアポロの勝者と宣言すると、ロッキーとエイドリアンは戦いの結果を気にせずに、お互いへの愛を受け入れて抱き合い映画は終了します。
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