龍が如く０ 誓いの場所

1988年12月、東京神室町にある空き地で、殺人があり、殺しを疑われた桐生は自分の責任が親の風間真太郎に及ばないように東城会を辞めます。空地は現在、東城会の堂島宗平とその子分である久瀬大作、阿波野大樹、渋澤啓司により争奪戦が繰り広げられており。桐生は自分をはめた真犯人を探します。

桐生の前に、立華鉄という不動産屋が現れカラの一坪（空地）を手に入れるため協力してほしいと言います。風間からの紹介という事で桐生は手伝います。桐生と立華の側近の尾田純が阿波野の邪魔をしたという理由で立華を引き渡すよう要求してきます。桐生は拒否し、堂島組は桐生を追い詰めます。桐生は兄弟分の錦山彰と縁を切り錦山を守ります。その後カラの一坪の所有者は、大阪の蒼天堀に住んでいる立華の妹の牧村誠であると知る事になります。

一方大阪蒼天堀では、元”極道、真島吾朗が、近江連合の佐川司によってキャバレー”グランド”を運営することを余儀なくされています。佐川は真島に ”マキムラマコト” を殺することで嶋野組に戻れる事を約束します。真島はほぐし快館で”マコト”を見つけますが、そこの店の店長で元、殺し屋、李文海を ”マコト ”と勘違いし戦いが始まります。その後”マコト” が盲目の”女” 牧村マコトであることを知り牧村マコトを守ります。真島は蝙蝠の入れ墨の人間がマコトの失明の原因と知ります。李文海は佐川の目をくらますため牧村マコトの死を偽装する事を提案します、真島は拒否します。しかし近江連合、西谷誉の手により偽”のマキムラマコトが殺されます。佐川に”マキムラマコト”の死が偽装だという事がばれ佐川は真島とマコトを殺そうと刺客を差し向けますが、真島がこれを撃破します。李が逃げる車を用意しますが車が爆発して李は即死します。真島が佐川に殺される前に東城会の世良勝が助けに入り、世良は牧村マコトを連れ去り桐生に渡します。

桐生と尾田は大阪で世良に会いました。世良は、マコトが祖父からカラの一坪を不本意に相続した事を話しました。そしてマコトを神室町に連れていく際に、渋沢の部下に追われます。マコトは声から織田が蝙蝠の入れ墨の男だと確信します。尾田は、桐生とマコトを殺そうとしますが桐生は尾田を鎮圧し、尾田は自分と立花は元中国系マフィアだったと説明します。当時、真琴は兄を探すために日本に来日したが、たまたま尾田と知り合ったマコトを韓国のマフィアに売り、マコトが立華の妹と知ってそれを立華に知られたくない尾田は渋澤と手を組みマコトを殺そうとした事を告白します。その後追ってきた渋澤により尾田は殺されます。

桐生は、牧村マコトを立華に合わせるため神室町に戻り、立華から、風間真太郎がこれ以上カラの一坪を堂島宗兵に渡して力を強大にさせないため、立華は妹に会うため２人が協力し、立華不動産を作ったたことを告白されます。その後、久瀬が差し向けた殺し屋、ラオ・グエイに追われ桐生は負傷し、立花は捕まります。桐生と錦山が駆け付けますが拷問された後で、桐生の腕の中で立華は死にます。マコトは兄の遺体と対面します。

一方、真島は嶋野から殺しの命令とは反対にマコトを守ると思った、と聞かされ、マコトをつれて来るように命令されます。真島はカラの一坪のビルの屋上でマコトを見つけます。マコトは真島に兄、立華の復讐を誓い、真島に手を貸すよう頼みます。マコトは復讐のため堂島宗兵の元に向かい子分の３人の首を差し出すよう要求しますが、真島が到着するとラオ・グエイに撃たれます。その後に到着した世良にマコトは助けられます。そして、真島はマコトの代わりに復讐する事を誓います。桐生は久瀬と戦い、真島は粟野と戦い、殺し屋のラオ・グエイを倒します。渋沢はマコトを誘拐し船に監禁しますがかけつけた桐生と渋澤が戦い渋澤を倒します。世良がマコトからカラの一坪の権利を手にし、堂島宗兵は土地をあきらめます。

世良は嶋野に「うらぎりのけじめをつけさせろ」と真島に銃を渡し、真島は会食中の嶋野の元に行きます。そして嶋野に銃を渡すと嶋野は近江連合の本部長を撃ち殺します。３幹部を失った堂島宗兵は失墜し、新しい東城会の会長に世良勝が推薦されました。その後、桐生は刑務所の風間に面会に行き、堂島組に復帰することを報告し、真島は東城会、嶋野組に復帰し佐川に別れを告げます。その後、佐川は殺され、真島は道でマコトに会いますが、真島はマコトを知らないふりをし、立ち去ります。マコトはカラの一坪に事件の終わりを死んだ兄に報告し、道端で桐生、真島が再会し終了します。