第２回
初めてのメール
初めてCメール 今で言うところのSMSをしたのが日立のC201Hだったと記憶しております。このケータイシルバーの外観でとてもスタイリッシュでかっこよかったです。電池持ちはよくなかったけど当時はたくさん販売しました。アンテナもまだ伸びるタイプのもので当時はアンテナを変えたりいろいろなカスタマイズがはやってました。ストラップをジャラジャラ付けてる人も良く見かけましたね。
パシャパ
当時J-phoneから初めてのカメラ付きケータイが発売されましたがauからはパシャパというケータイにつなげられるカメラが発売になりました。
このカメラ普通のカメラみたいに写してどのように写っているかすぐ分かりませんでのケータイの充電器の所に差し込んで画像を確認するという後付けカメラでJ-phoneのように被写体をみながら写せる今みたいなスタイルはまだまだこれからという時代でした。写メールという言葉が流行しましたね。auからはA3012CAというカシオからの製品が初めてのカメラ付き携帯電話でした。
このA3012CAは初めてのカメラ付き携帯とあって爆発的に売れました。とてもなつかしいです。
予約のおもひで
サンヨー製C401SAは予約が入って入って店長も驚いた記憶があります。当時の国産メーカーはほぼすべての電化メーカーが参入しておりどれも個性的デザインで今のスマートフォンと違いNTTドコモ 当時のJ-phoneなどキャリア別にみな形が違っており大変面白い時代でした。そのころ店長はC404Sという音楽をメモリースティックに入れて聞けるウォークマン付き携帯電話で音楽をよく聞いておりました。
その時代SONYはメモリースティックでしたが他社がSDカードを採用したことで徐々にSONYのメモリースティックは携帯市場からなくなり、後にSONYもSDカードを採用するようになります。
ガラパゴス
その時代から日本の携帯電話は音楽が聴けるケータイ、テレビが観れるケータイ、インターネット使えるケータイと世界で一番進んだ携帯大国になりましたが。ガラパゴス諸島のような独自進化のため、ガラケーと呼ばれるようになっていきました。待ちうた 着うた等着信音も個性的で面白い時代でした。よく着うたの取り方や設定の仕方等の質問を受けておりました。
ezweb
ドコモのi-modoに対抗すべくauはezwebというインターネットサービスを投入します。そのころからすでに日本では携帯電話でインターネットが出来ていたので、まさか黒船iphoneにガラケーが駆逐される日がくるなんて誰もが思ってもみなかったでしょう。この頃から出会い系サイト パケ死等社会的にも問題がおきる事が多くなっていきます。当時は当店もauショップで料金収納が出来ていたのでお客様から店頭で電話料金６０万円をお支払い頂いた事があります。若いお客様や学生さんのインターネットの使い過ぎが原因で後に定額サービスが設定されますが、まだまだ使ったら使っただけ請求される恐ろしい時代でしたのでよく学生さんの親御さんから相談を受けておりました。有料サイトに登録して解約が出来づらく解約の欄が隠されていたり、有料サイト系詐欺も今に通じる詐欺なんかが出てきましたね。
しゃべるから遊ぶへ メイドインジャパンをもう一度
それまで携帯電話と言えば人と話すための道具だったのが携帯でゲームが出来るようになったり携帯電話の進化はしゃべるツールから遊ぶツールへ変わりました。店長はその時代から見ておりますので思うのですが、日本の素晴らしかったガラケーの技術をもう一度見てみたいです。今ではappleやgoogleに押され日本の携帯電話は店頭から消えかけておりますが、かつてのようなメイドインジャパンの勢いを取り戻して頂きたいです。今店頭に並んでいる商品は外国製ばかりになってしまい店長は悲しい思いがしております。第３回に続く
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